ムクゲ3種 [庭の花]
夏の花と言えばムクゲ(木槿)でしょうか。
私が庭で色々なお花を育てるには訳があります。
以前お茶のお稽古をしていましたので、茶花は自分で育てたものを入れたかったからで
す。利休さんは「茶花は野にあるように」と仰っています。
昔は野に花を摘みに行ってそれを茶花として使っていました。
でも、現在はそういう事も出来ませんので、茶花専門の花屋さんから手に入れる方も
いらっしやいます。我が家は狭いながらも何とか育てられるので、四季折々困らない
ように、小さな鉢で種類を多く育てているのです。
木槿や椿は壁際などの狭いスペースに植えています。
宗旦木槿(そうたんむくげ)別名底紅(そこべに)
茶道の表千家の家元、宗旦が好んだので、この名がついています。
宗旦木槿の後ろ姿
鳥取花笠(とっとりはながさ) 他に祇園花笠というのもあります。京都に多く
植えられているそうです。
鳥取花笠の後ろ姿は美しいです。
大徳寺白(だいとくじしろ)
真っ白な花も涼しげで好いものですね^^
これからの時季、お花も少なくなりますので、暫くブログをお休みさせて頂きます。
皆様もどうぞお身体、ご自愛くださいませ。
私が庭で色々なお花を育てるには訳があります。
以前お茶のお稽古をしていましたので、茶花は自分で育てたものを入れたかったからで
す。利休さんは「茶花は野にあるように」と仰っています。
昔は野に花を摘みに行ってそれを茶花として使っていました。
でも、現在はそういう事も出来ませんので、茶花専門の花屋さんから手に入れる方も
いらっしやいます。我が家は狭いながらも何とか育てられるので、四季折々困らない
ように、小さな鉢で種類を多く育てているのです。
木槿や椿は壁際などの狭いスペースに植えています。
宗旦木槿(そうたんむくげ)別名底紅(そこべに)
茶道の表千家の家元、宗旦が好んだので、この名がついています。
宗旦木槿の後ろ姿
鳥取花笠(とっとりはながさ) 他に祇園花笠というのもあります。京都に多く
植えられているそうです。
鳥取花笠の後ろ姿は美しいです。
大徳寺白(だいとくじしろ)
真っ白な花も涼しげで好いものですね^^
これからの時季、お花も少なくなりますので、暫くブログをお休みさせて頂きます。
皆様もどうぞお身体、ご自愛くださいませ。
2020-07-24 21:57
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センノウの仲間たち [庭の花]
センノウ(仙翁)といえば一番知られているのはフシグロセンノウ(節黒仙翁)かも
知れません。夏の高原や山で見かける朱色のお花。
薄暗い林の中で咲くフシグロセンノウには、ハッとさせられます。
このお花の仲間は多くて、春に咲くものもあります。
いつの間にか何種類か育てるようになり、そのお花の魅力に惹かれています。
フシグロセンノウ(節黒仙翁)
本州、四国、九州の山地に生えるナデシコ科、センノウ属の多年草。
フシグロセンノウの蕾。よく見るとこれも綺麗に捻れていて可愛いです。
なぜフシグロと言うのか。節の所が少し黒ずんでいますので。
マツモトセンノウ(松本仙翁)
歌舞伎役者の松本幸四郎の紋所に似ているからという説があります。
九州や朝鮮半島、中国東北部にも生息。
大きくしてみます。
マツモトセンノウの絞りの花。これはあとで交配して出来たのかも知れません。
白いマツモトセンノウもありますので。(多分園芸種)
カラフトエンビセンノウ(樺太燕尾仙翁)
花びらの切れ目が燕尾に似ているからだそうです。
先日アップしたオグラセンノウ(小倉仙翁)
熊本県阿蘇地方と岡山県北西部から広島県の北東部にかけての狭い地域に分布。
センジュガンピ(千手岩菲)これも先日アップしました。
ガンピという名ですが、これもセンノウの仲間です。
日光の千手ヶ浜で発見されたので、この名がついているそうです。
本州の深山から、亜高山帯の林のふちなどに生えます。
センノウゲ(仙翁花)
この花は8月に咲きます。昨年の写真です。
今年は春に虫に食べられてしまい、お花が咲きそうもありません^^
中国原産で昔、京都の嵯峨仙翁寺に伝わったと言われています。
この他に昨年咲いた、エンビセンノウやガンピがあります。
エンビセンノウ(燕尾仙翁)
このエンビセンノウはお花が細い感じです。 以前、軽井沢植物園で見る事が出来ました。鉢に植えられて、大切に保護されているようでした。
北海道と本州中部地方に分布。絶滅危惧種に近いお花と言われています。
ガンピ(岩菲)
濃い朱色です。花びらはあまり切れ目がありません。
中国原産。
センノウ類はナデシコ科のお花です。
どれも似たようなお花ですが、よく見てみると花びらが細かく切れていたり、蕊が紫色
だったりと色々です。どのお花にも共通して言えることは、可愛いこと^^
早春に根を分けるのですが、根が絡み合っていて、ほぐすのが大変なのです。
センノウは種が出来ないと思い込んでいましたが、種を採って蒔いた方がいらっしゃい
ました。これからは種が出来たら蒔いてみようと思います。その方が楽なので^^
知れません。夏の高原や山で見かける朱色のお花。
薄暗い林の中で咲くフシグロセンノウには、ハッとさせられます。
このお花の仲間は多くて、春に咲くものもあります。
いつの間にか何種類か育てるようになり、そのお花の魅力に惹かれています。
フシグロセンノウ(節黒仙翁)
本州、四国、九州の山地に生えるナデシコ科、センノウ属の多年草。
フシグロセンノウの蕾。よく見るとこれも綺麗に捻れていて可愛いです。
なぜフシグロと言うのか。節の所が少し黒ずんでいますので。
マツモトセンノウ(松本仙翁)
歌舞伎役者の松本幸四郎の紋所に似ているからという説があります。
九州や朝鮮半島、中国東北部にも生息。
大きくしてみます。
マツモトセンノウの絞りの花。これはあとで交配して出来たのかも知れません。
白いマツモトセンノウもありますので。(多分園芸種)
カラフトエンビセンノウ(樺太燕尾仙翁)
花びらの切れ目が燕尾に似ているからだそうです。
先日アップしたオグラセンノウ(小倉仙翁)
熊本県阿蘇地方と岡山県北西部から広島県の北東部にかけての狭い地域に分布。
センジュガンピ(千手岩菲)これも先日アップしました。
ガンピという名ですが、これもセンノウの仲間です。
日光の千手ヶ浜で発見されたので、この名がついているそうです。
本州の深山から、亜高山帯の林のふちなどに生えます。
センノウゲ(仙翁花)
この花は8月に咲きます。昨年の写真です。
今年は春に虫に食べられてしまい、お花が咲きそうもありません^^
中国原産で昔、京都の嵯峨仙翁寺に伝わったと言われています。
この他に昨年咲いた、エンビセンノウやガンピがあります。
エンビセンノウ(燕尾仙翁)
このエンビセンノウはお花が細い感じです。 以前、軽井沢植物園で見る事が出来ました。鉢に植えられて、大切に保護されているようでした。
北海道と本州中部地方に分布。絶滅危惧種に近いお花と言われています。
ガンピ(岩菲)
濃い朱色です。花びらはあまり切れ目がありません。
中国原産。
センノウ類はナデシコ科のお花です。
どれも似たようなお花ですが、よく見てみると花びらが細かく切れていたり、蕊が紫色
だったりと色々です。どのお花にも共通して言えることは、可愛いこと^^
早春に根を分けるのですが、根が絡み合っていて、ほぐすのが大変なのです。
センノウは種が出来ないと思い込んでいましたが、種を採って蒔いた方がいらっしゃい
ました。これからは種が出来たら蒔いてみようと思います。その方が楽なので^^
アガパンサス [庭の花]
梅雨時のお花で大好きなお花、アガパンサス。
一昨年根詰まりをしたので植え替えをしました。
今年は1鉢に2本花が咲きました。この春から日差しが弱かったせいか、
茎がやたらと伸びてしまいました。
カメラがお好きな方は、必ずと言ってよいぐらい、このお花を撮られますね。
なので、躊躇ったのですが、四季折々のお花を載せるブログですから、
一応記録としてアップしようと思います^^
アガパンサス
元々、ブルーのお花が好きなので、このお花には惹かれるものがあります。
この花も元車庫に鉢を置いています。こちらは西向きなので、ここには西日を避けるため大きなモミジを2本植えてあります。
後ろに見えるのはクレマチスの鉢です^^
少し明るめにして横からの姿を。 1輪ずつ見ると百合の様な形をしています。
とても涼しげな素敵なお花です。
ここからは今庭に咲いているお花です。
オグラセンノウ(小倉仙翁) 鉢植え。
仙翁の種類は沢山あって、春に咲くお花が多く、今は終わってしまったので
次回にでも仙翁の特集をしたいと思っています。
オグラセンノウはピンクですが、ピンクと言うだけでは表現しきれない色です。
センジュガンピ(千手岩菲) 鉢植え。
高山に咲くお花。
風に吹かれて、ゆらゆらしている姿も可愛いです。
小さな花で茎が細く折れそうな感じです。
繊細なので育てるのもちょっと大変^^
芽が出てきた頃に虫に食べられてしまう事が多く、今年もだいぶ被害を受けました。
一昨年根詰まりをしたので植え替えをしました。
今年は1鉢に2本花が咲きました。この春から日差しが弱かったせいか、
茎がやたらと伸びてしまいました。
カメラがお好きな方は、必ずと言ってよいぐらい、このお花を撮られますね。
なので、躊躇ったのですが、四季折々のお花を載せるブログですから、
一応記録としてアップしようと思います^^
アガパンサス
元々、ブルーのお花が好きなので、このお花には惹かれるものがあります。
この花も元車庫に鉢を置いています。こちらは西向きなので、ここには西日を避けるため大きなモミジを2本植えてあります。
後ろに見えるのはクレマチスの鉢です^^
少し明るめにして横からの姿を。 1輪ずつ見ると百合の様な形をしています。
とても涼しげな素敵なお花です。
ここからは今庭に咲いているお花です。
オグラセンノウ(小倉仙翁) 鉢植え。
仙翁の種類は沢山あって、春に咲くお花が多く、今は終わってしまったので
次回にでも仙翁の特集をしたいと思っています。
オグラセンノウはピンクですが、ピンクと言うだけでは表現しきれない色です。
センジュガンピ(千手岩菲) 鉢植え。
高山に咲くお花。
風に吹かれて、ゆらゆらしている姿も可愛いです。
小さな花で茎が細く折れそうな感じです。
繊細なので育てるのもちょっと大変^^
芽が出てきた頃に虫に食べられてしまう事が多く、今年もだいぶ被害を受けました。
二番花の薔薇 [庭の花]
私が育てている薔薇は四季咲きなので、夏にも花が見られます。
冬は剪定をしますので、花は見られませんが。
春に咲かなかった薔薇が今回は開きましたのでお披露目です^^
「楽園」雨に濡れながら咲く薔薇。春はなぜか咲かなかったのです。
「ローズうらら」これは春も咲きました。二番花も沢山^^
「プリンセス・ドウ・モナコ」
春に咲いた時は縁取りがあまり綺麗ではありませんでしたが、
今回は美しく縁取られていました。
「マリアカラス」あの有名なオペラのソプラノ歌手。
その華やかさを表しているかのよう。満開の時は雨に打たれて惨めな姿になってしまいましたので、開き始めの姿を。これも春は咲きませんでした。
「聖火」ピンクですが裏側が白なのです。この薔薇も春は咲きませんでした^^
1964年の東京オリンピックの時に作られた薔薇です
横から見ても美しいお花です。
私はお花を育てるのが一番好きなのですが、もう一つ好きなものがあります。
それは音楽です。クラシックが好きですが、たいして詳しい訳ではありません^^
ただ、小さい頃からラジオから聴こえてくる音楽に耳を傾けている内にメロデイを
覚えていって...。昨年も何度かコンサートに足を運びました。
今年も7月に予定されていた券を買っていたのですが、コロナのせいで中止に
なってしまいました。東京は昨日は131人の感染者が出ています。
これでは当分コンサートどころではありませんね^^
冬は剪定をしますので、花は見られませんが。
春に咲かなかった薔薇が今回は開きましたのでお披露目です^^
「楽園」雨に濡れながら咲く薔薇。春はなぜか咲かなかったのです。
「ローズうらら」これは春も咲きました。二番花も沢山^^
「プリンセス・ドウ・モナコ」
春に咲いた時は縁取りがあまり綺麗ではありませんでしたが、
今回は美しく縁取られていました。
「マリアカラス」あの有名なオペラのソプラノ歌手。
その華やかさを表しているかのよう。満開の時は雨に打たれて惨めな姿になってしまいましたので、開き始めの姿を。これも春は咲きませんでした。
「聖火」ピンクですが裏側が白なのです。この薔薇も春は咲きませんでした^^
1964年の東京オリンピックの時に作られた薔薇です
横から見ても美しいお花です。
私はお花を育てるのが一番好きなのですが、もう一つ好きなものがあります。
それは音楽です。クラシックが好きですが、たいして詳しい訳ではありません^^
ただ、小さい頃からラジオから聴こえてくる音楽に耳を傾けている内にメロデイを
覚えていって...。昨年も何度かコンサートに足を運びました。
今年も7月に予定されていた券を買っていたのですが、コロナのせいで中止に
なってしまいました。東京は昨日は131人の感染者が出ています。
これでは当分コンサートどころではありませんね^^