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真夏の茶花

梅雨が明けた途端に猛暑続きとなり、北海道まで30度超えとか...

日本はこれから毎年このような気候になってしまうのでしょうか。

以前、お茶のお稽古をしていた頃はエアコンを入れれば何とか我慢できましたが、

今はエアコンを入れても無理でしょう。じっと座っているのはとても大変です。

長い夏休みを取らなければやっていけないでしょうね。(8月は元々夏休みでしたが)

盛夏の時の茶花といえば、ほとんどムクゲしかありませんし、

せめて「瀧」の掛け軸を飾り、涼を感じて頂くのがおもてなしなのです。



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掛軸「瀧」



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花は宗旦木槿(ソウタン ムクゲ)別名「底紅」とも言われています。
花入は「蝉籠」
やっと蝉が鳴き出したと思ったらもう「立秋」ですね。



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宗旦木槿は、北側の木戸の辺りに植えていますが、沢山お花が咲いています。



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茶道の表千家の家元、宗旦が好んだので、この名がついています。



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「鳥取花笠」木槿は結構種類が多く、この花は華やかです。
この他に「祇園花笠」という種類がありますが、京都ではよく見かけるお花です。
残念ながらあまり売られていないので、我が家にはありません。



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こちらは「大徳寺白」真っ白で涼しげなお花です。



先日お菓子を買って来て、お抹茶を点てていただきました。

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鶴屋吉信の「花火」です。



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平茶碗で「青磁」です。 夏は暑いのでこのような平茶碗を使います。
以前アップした時は平茶碗の「朝顔」を使いました。


家のリフォームも無事に終わりました。

猛烈な暑さの中、携わって頂いた方々に心ら感謝したいと思います。

お陰様で快適に毎日を過ごさせて頂いています。

台風10号の動きが気になりますね。お盆休みでお出かけの方も多いと思います。

どうぞお気をつけてお出かけくださいませ。


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